東京都の古墳
2017年の初墳行は文京区の神社古墳へ、夫婦で参拝した。 1月3日の午後、都営三田線の白山駅で下車し南側の出口からアプローチ。 右へと回り込んで京華通り商店街。この先の京華学園の名がつく通り沿いには東京富山会館の大きなビル(左の建物)があるが、10…
前回のつづき。 この日も昇寛さんのサイト地図・多摩地域の古墳のお世話になっていたが、稲荷塚古墳から北に徒歩5分の場所にも、もう一基あったので行ってみた。 少し下って道がY字に交わるあたりで振り返って。 その道路脇の三角地帯に、庚申塚とともにかろ…
前回のつづき。 この日の次の目的地、稲荷塚古墳はスマホマップで徒歩28分と出た。高架線をくぐり乞田川を渡ると幅広の多摩ニュータウン通り。正面の丘陵の向こう側だった。 ここは”時間の節約”に方針変更し、モノレールを見ながら駅へ戻って乗り場のタクシ…
4つ前のエントリのつづき。 會津八一記念博物館を見たあとにキャンパス内にある古墳跡を訪ねた。 「早稲田大学9号館あたり」というヒントを頼りに建物周辺へ。 壁面に小さなアーチが並んでリズムをつくっている。 建物前にはそれらしき案内板は見当たらず。 …
前回のつづき。 実は「東京 記憶の散歩地図」を見てここに来たのは、天祖神社東の水稲荷に「富塚古墳」が記されていたからだった。 東京 記憶の散歩地図 作者: 小池壮彦 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2016/03/28 メディア: 単行本 この商品を含む…
前回のつづき。 妙定院を訪ねた折、通りを挟んで向かいの台地上にある芝丸山古墳を訪ねた。 古墳は標高約16mの台地の上に位置している。左はザ・プリンスパークタワー東京。 少し西側から。丘の上に都内最大級の前方後円墳が今も残る。 東京都遺跡地図情報見…
前回のつづき。 山内容堂墓から一旦台地を降りて、再び上り返して大井公園へ。 台地端の斜面の様子。 台地の上の大井公園は、広場も遊具もあって充実。右奥は立会小学校。 公園の南端は山内容堂墓とこんな風に接している。ここに通路がないので一旦台地下ま…
前々回のつづき。 須賀神社を後にして北へ向かう道の左手、畑の向こうに慶元寺の三重塔が見えた。 この場所に周囲の遺跡が示された案内図があったが撮りそびれてしまった。 塔のアップ。古都の雰囲気。 そのすぐ先の、宅地の間の公園に古墳があった。 円墳の…
前回のつづき。 岩戸川跡の緑道からゆるやかな坂を上がった住宅地の中に、竹薮に覆われた古墳があった。 第六天古墳 円墳(径28.6m、高さ2.7m)5世紀末~6世紀初の築造。 斜面には太い木も生えている。 太い竹もあった。 立てられたのは30年以上前だが、今も…
前回のつづきの、狛江市教育委員会主催ツアーより。 世田谷通りの「一の橋」と「新一の橋」の2つの信号の間にある枝道を南へ向かうと駐車場の先に土盛りが見えてきた。 古墳との境の壁は古墳の名称と同じ表札が掛かっていた。 入口があるが鍵がかかっている…
前回のつづき。 鵜の木駅から電車を乗りついで、東急大井町線の九品仏駅で下車し、環八通りの南側に残る2基の古墳を訪ねた。 環八通りを越えると全体が多摩川に向かって下る斜面になる。この多摩川沿いの台地の縁に、古墳が点々と連なっている。 住宅街を少…
前回のつづき。 東急多摩川線で多摩川駅から2駅目が鵜の木駅 。 駅から南西側には多摩川に向かって平地がある。地名は鎌倉期からの古いもので、字のとおり鵜が多く住み着いていたことが由来のようだ。鵜の木 - Wikipedia 北東側には多摩川浅間神社から続く細…
前回のつづき。 雪が谷大塚駅から西に1km近く歩いてくると、多摩川に近づく。 カーブしながら台地を降りる坂があった。 富士見坂の標柱があった。大正末期ごろにつくられた「新しい」坂だった。 この坂道は、大正末期ごろから行われた耕地整理によって出来た…
久々に古墳での更新。 東急池上線の雪が谷大塚駅で降り、中原街道を渡って5分ほど南西に歩くと大田区立調布大塚小学校がある。 校舎がある場所の標高は海抜24.5m。 その校舎の北西隣に目指す鵜木(うのき)大塚古墳、その墳丘上に稲荷神社があった。 鳥居を…
少し前に訪ねた元麻布エリア。 元麻布の細道 東京都港区元麻布界隈 - 墳丘からの眺め そのすぐ近くに「がま池」があることに後で気づき、再訪した。 麻布十番駅で降りて麻布台地の上を目指す。”十番通り”を歩いて七面坂で左折した。 標柱の解説。 しちめんざ…
前回のつづき。 五島美術館とその庭園を巡った後、正面の道を500mほど南東へ歩いた。教会の前を過ぎ、少し道が下り加減になったところに上野毛稲荷塚古墳入口がある。 わくわくしながら通路を進む。 しかし残念ながら、墳丘エリアへの門は閉ざされていた。 …
前回のつづき。 五島美術館の庭で古墳に出会えるとは! ロビーから庭に出て台地の端を左へ向かうとロープで囲われた木立があり、古墳の表示板が立っていた。 古墳マップさんのサイトによれば直径20m、高さ2mの円墳。 東京都遺跡地図:東京都教育委員会には…
何十年も東京近辺に住んでいながら等々力(とどろき)渓谷へ行ったことはなかった。 渓谷を見に行くときは奥多摩や千葉県の養老渓谷へ向っていた。もし古墳に興味を持たなかったら、ずっと行かないままだったかも知れない。 が、等々力渓谷横穴墓は「関東古…
上川霊園への墓参の帰り道、直線距離で4kmほど北東にある瀬戸岡(せどおか)古墳群を初めて訪ねた。 首都圏中央連絡自動車道の日の出ICのすぐ近くにある。 こちらのガイドブックにも掲載されていて、以前から気になっていた古墳群。 関東古墳探訪ベストガイ…
今月(11月)初旬に仙川へ行った際、川沿いの地形に古墳熱を呼び覚まされた。 仙川界隈(八幡神社・下仙川村弁天坂庚申塔・昌翁寺・仙川商店街) 東京都調布市緑ヶ丘~仙川町 - 墳丘からの眺め 自分にとってのバイブル「関東古墳探訪ベストガイド」に記載が…
前回のつづき。 増上寺の参拝後に、南側に隣接する芝丸山古墳を再訪した。 都立芝公園の案内図、下が北。中央が増上寺で、その上の「港区芝公園」の右上の緑に古墳がある。 保育園の子供たちで賑わう芝公園。奥の森が古墳。 東京タワーの足元に都内最大級・1…
前回のつづき。久々の古墳編。 北区中央公園文化センターを後にして、石神井川(滝野川)にかかる橋を南側に渡った。旧滝野川区と旧王子区が合併して北区となったのは昭和22年。 こちらは上流側。グーグルマップで見るとクネクネと蛇行する川だが、川面がか…
デイリーポータルZは結構頻繁に見ています。 表記の記事では、東京都内でパワースポットと呼ばれる場所を約400箇所リストアップして分析されています。それによると、パワースポット400ヶ所の内、1位が神社で48%、2位がお寺で22%(ちなみに古墳は400分の…
都心に残った奇跡(?)の古墳。 まりこふんさんの「東京古墳散歩」にも大きく取り上げられている。 東急線の代官山駅で下車し、旧山手通り沿いの代官山ヒルサイドテラスへ。 代官山交番前の歩道橋から見たヒルサイドテラス方向。奥の木々が茂っているところ…
前回のつづき。 お墓参りの帰りに十条の古墳に寄った。 はじめて降りた埼京線十条駅。だと思ったら正式にはまだ赤羽線のようだ(by Wikipedia)下記のあ行。さ行の埼京線の名前でも出ているが・・・ JR東日本:駅情報検索 さらに言えば、湘南新宿ラインは こ…
前回のつづき。 正面は府中市西府町から歩いたきた道で、国立インターに続く切り通しでこちら側とは分断されている。右の木立は崖線斜面の植生。 左正面の建物の向こうにかつて下谷保6,7号墳があり、進路指示板の左あたりには3号墳があった。 上記の写真の位…
前々回のつづき。 武蔵府中熊野神社古墳から再び西府駅近くのアンダーバスを南にくぐって崖線際へ。 このあたり新駅が出来てからの新築戸建てが建ち並ぶが、残っている畑地もある。 すぐに府中崖線西府町緑地に出る。 目の前にNECの巨大な工場群があるが、南…
前回のつづき。 西府駅南口の御嶽塚古墳を見たあと、アンダーパスを通って一旦北口に出る。 栗畑の横の道を通り、マンションの間の歩道を抜けるとすぐに甲州街道に出た。左の建物が武蔵府中神社古墳展示館、右が熊野神社でその奥に巨大な甲羅のような古墳が…
連休中日の11月2日、東京文化財ウィーク2014の一環でくにたち郷土文化館が開館20周年記念秋季企画展「くにたち発掘」関連事業として開催した「遺跡(史跡)ってなあに? ~遺跡に行ってみよう!~」に行った。 往復はがきで応募したら前日の11/1に案内通知…
くにたち郷土文化館を見た後に、直線距離で3km程離れた高倉塚古墳を見学した。 JR南武線の線路の南側、分倍河原駅から300mほどの場所の住宅地の中で、分梅町一丁目公会堂(小さな建物)の隣。 高倉塚古墳 円墳 直径約20m 高さ2.5m 北側入口から。 道が狭…