墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

常設展、企画展

山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館 山形県東置賜郡高畠町安久津

前回のつづきの山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館。 入場料は一般200円。他に見学者は無く、行った時点で電気をつけていただいた。 大きな展示室の中央に縄文期の復元住居がある。 反対側に回ると作業をする人々がいた。なかなか広い室内。 5500年前の押…

本間美術館(本間家旧別荘「清遠閣」・本間氏別邸庭園「鶴舞園」) 山形県酒田市御成町

前回の山居倉庫から新井田川を越えた北側の旧市街地には、本間家旧本邸や旧鐙屋、山王くらぶ、相馬樓など、江戸中期から明治期にかけて建てられた貴重な文化財(建物)が徒歩圏内に複数残っていて興味を惹かれていたが、雪が激しくなり歩きにくい状況になっ…

土門拳記念館 山形県酒田市飯盛山

前回のつづき。 来る途中の電車の中で、酒田の見どころを探していると「土門拳記念館」があった。 駅から少し離れていて、タクシーを利用。 記念館の暖かい室内に入って、一息ついた。 土門拳(1909~1990) はここ酒田市が郷里で、自身の7万点の作品を市に…

みちのく民俗村(後編) 岩手県北上市立花

前回のつづきの、みちのく民俗村。 旧校舎の民俗資料館見学後は、園内の池の周囲に移築された古民家群を時計回りに巡った。(各所の説明は下記の公式サイトから。写真多めです、40枚超) http://michinoku-fv.net/view.php 初めに豪雪地田の湯田地方(現西和…

みちのく民俗村(中編・民俗資料館:旧黒沢尻女学校校舎) 岩手県北上市立花

前回のつづき。 みちのく民俗村の中で唯一の近代的な木造2階の建物は、昭和2年(1927)に建てられた旧黒沢尻高等女学校校舎。昭和53年にここに移築されてからは民俗資料館となっている。 みちのく民俗村の施設なので入館は無料。 1階の展示は農作業用具や日…

みちのく民俗村(前編) 岩手県北上市立花

前回の北上市立博物館の見学後、みちのく民俗村の建物を見て回った。 小道を上がった先の藁葺き屋根へ向かう。 享保13年(1728)築の旧菅野家住宅は国指定重要文化財。 南部領と境を接していた北上市口内町長洞(旧伊達領)にあった、大肝入という上位村長ク…

北上市立博物館 岩手県北上市立花

前回のつづき。 江釣子古墳群を見学した後の、この日最後の見学先としては、雨も降っていたので北上市立博物館を選んだ。 北上川を東に渡って丘を上ると駐車場。その脇に気になる説明板があるので行ってみる。 陣ヶ丘という中世からの城跡だった。 陣ヶ丘こ…

安城市歴史博物館 愛知県安城市安城町

前回のつづき。 名鉄名古屋線・宇頭駅から一駅乗った新安城駅で乗り換える。 名鉄・西尾線のホームの片方には車止め。 ホーム先端から振り返って。 その背面の東側。左はパノラマスsuperの車両。 新安城から2駅乗って南安城駅で下車。「あんくるバス(市内循…

企画展 玉(TAMA)-古代を彩る至宝ー展 @江戸東京博物館・両国

勾玉などの「宝飾」をテーマにした展覧会へ終了間際に出かけた(2018/12/9まで) 古墳時代の副葬品に見られる勾玉だが、そのルーツは縄文時代に遡り、その形はもともと猪などの牙を模したという説が有力であることを初めて知った。 確かに矢じり等で狩りをし…

旧平櫛田中邸アトリエ 東京都台東区上野桜木

今回は文化財ウィーク関連ではないが、11月上旬に訪ねた建物を。 彫刻家・平櫛田中(ひらくしでんちゅう:1872~1979)のアトリエは、2年近く前に谷中を散歩していた際に、閉じた門の外から外観をチラリと拝見して気になっていた。 かるびさんのエントリで、…

「大報恩寺」展、「仏像の姿」展、「醍醐寺」展 @2018秋TOKYO美術展

2018年秋は西洋絵画だけではなく、仏像展も複数の美術館で開催されていて見応えがありました。 ・東博の「京都大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」展は12/9まで開催中。 会場には広めの仏像ルームが2ヶ所あり、ひとつは快慶の高弟の行快による本尊の釈迦如来坐…

フェルメール、ボナール、ムンク、 ルーベンス そしてフィリップス・コレクション  @2018秋TOKYO美術展

五七五調で・・・ これだけ著名な画家の回顧展が同じ都市で集中開催されることは、世界的に珍しいことではないでしょうか。 ●フェルメール展は2018/10/5~2019/2/3まで。@上野の森美術館 ヨハネス・フェルメール(1632~1675)の現存作35点のうち、9点(展示替…

池子遺跡群資料館 神奈川県逗子市池子

前回のつづき。この日、葉山からの帰路に、池子遺跡群資料館へ立ち寄った(写真も文字も多めです) 京急の新逗子駅から一駅目の神武寺駅で下車。ホームに降りて振り返った新逗子方向。右側にも引き込み線がある。 引き込み線には、左に在日米軍、右に京浜急…

山口蓬春記念館 神奈川県三浦郡葉山町一色

前回のつづき。 神奈川県立近代美術館葉山の敷地と通りを隔てた北側の斜面に、日本画家・山口蓬春(ほうしゅん:1893~1971)の記念館があったので行ってみた。 細道を上がるとすぐに、大きなガラス板が嵌めこまれた門が。 この時は「山口蓬春とやまと絵」展…

葉山しおさい公園・葉山しおさい博物館 神奈川県三浦郡葉山町一色

前回も載せた、神奈川県立近代美術館葉山のエントランス前広場から見た風景。 ここから左側に小道があったので降りてみた。 斜面の下に散歩道があり、彫刻作品が点在する。 西 雅秋による「イノセンスー火」(1991年) 壁面前に立っているのは、アントニー・…

「アルヴァ・アアルト -もうひとつの自然」展 @神奈川県立近代美術館 葉山

11月中旬の土曜日、予報では曇りだったが当日は晴天となった。終了間際の展覧会を見に葉山を訪ねた。 逗子駅東口のバス乗り場③で逗12のバスに乗り、20分ほどの「三ヶ丘(近代美術館前)」で下車すると、目の前が美術館。 建物前広場で、イサム・ノグチの彫刻…

東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム 東京都品川区港南

前回のつづきの東京海洋大学の海鷹祭(うみたかさい) ICU祭でもダンスパフォーマンスを見たが、みんなとても上手い。 そこから2棟の建物を挟んで「マリンサイエンスミュージアム」のサインがあった。 屋外展示はノルウェー式捕鯨砲。 手製のポスターがいく…

湯浅八郎記念館・常設展示 @ICU 国際基督教大学

前回のつづき。 ICU 湯浅八郎記念館は国際基督教大学敷地の北側にある。 森の緑に外装タイルの煉瓦色が映える。 月曜のほかに日・祝も休館日。入館無料。 http://subsites.icu.ac.jp/yuasa_museum/information.html エントランスホールの様子。 故湯浅八郎博…

泰山荘(高風居ほか)特別公開@国際基督教大学、幕末の北方探検家・松浦武四郎展@静嘉堂文庫

前回のつづき。東京文化財ウィーク2018の一環で、泰山荘・高風居(こうふうきょ)他の一般公開に当選した。 少し道に迷ったが集合時間前に到着。 美しい茅葺き屋根の「表門」をくぐる。 門の横に、昭和11年に紀州家高木文誌が記した解説板があるが、旧字体で…

三鷹市山本有三記念館 東京都三鷹市下連雀

東京文化財ウィーク2018特別公開の国際基督教大学(ICU)泰山荘の見学に当選し、10月21日の日曜日に三鷹へ出かけた。 三鷹駅のペデストリアンデッキから南側の眺め。 ICUへ向かう前に、駅から徒歩10分の山本有三記念館を初めて訪ねた。 玉川上水沿いを東に歩…

ふじみ野市立福岡河岸記念館(旧回漕問屋・福田屋) 埼玉県ふじみ野市福岡

前回のつづき。 東武東上線の上福岡駅から、上福岡歴史民俗資料館へ行き、権現山古墳群史跡の森を経て新河岸川沿いを遡って、かつての福岡河岸に到着。 沿岸にある舟運遺構。 上福岡歴史民俗資料館にあったジオラマ。 上記の中央の建物の裏側の石垣は今でも…

上福岡歴史民俗資料館 埼玉県ふじみ野市長宮

10月の第二土曜は同僚のお墓参りに出かけたが、武蔵野線の武蔵浦和で埼京線に乗り換えるところをを北朝霞まで乗り越してしまった。墓参後に、ふじみ野市の古墳を訪ねようと思っていたので、先に古墳を回ることにした。 東武東上線の上福岡駅で降りて、まずは…

「田根 剛 未来の記憶 / TSUYOSHI TANE Archaeology of the Future Search & Research」展 @TOTOギャラリー・間 乃木坂

建築家・田根剛の展覧会は東京の2ヶ所で同時開催とのことだったので、乃木坂のギャラリー・間へも行ってみた。 1FはTOTOのショールーム、2階が書店になっていて、3Fと4Fがギャラリー。 建築家に特化した素晴らしい展示を見ることができる。入場無料。TOTO様,…

「田根 剛 未来の記憶」展 @東京オペラシティ アートギャラリー・初台

英語タイトルは「TSUYOSHI TANE Archaeology of the Future Digging & Building」 ポスターは、26歳で国際コンペ(2006年)で勝ったエストニア国立博物館(2016年竣工) Archaeology(考古学)! 展示は撮影可。 Wikipediaによれば、田根 剛(たね つよし:1…

「ウィリアム・ガウランドと日本の古墳研究」展 @明治大学博物館・東京都千代田区神田駿河台

天理ギャラリーを見た後、北に徒歩12分の距離にある明治大学博物館をはしごした。 10月13日から開催中の特別展。 前回この博物館に来てから4年が経過していた。速い。 今回は大英博物館の全面協力で130年ぶりに里帰りする資料が出展されている。 明治4年(18…

「祈りの考古学 ―土偶・銅鐸から古墳時代のまつりへー」展 @天理ギャラリー 東京都千代田区神田錦町

今年の3月に天理市を訪ねた際、天理参考館を見学できなかったことが心残りだった。 豊富な考古資料を持つ天理参考館は東京にも展示室があって年に2,3回企画展を実施しており、1962年からすでに165回に至っていることを今さらながら知った。 そして9月28日か…

いわき市考古資料館 福島県いわき市常磐藤原町手這

前回のつづき。 中田横穴の見学会にて、いわき市考古資料館に出土品が展示されていると聞いたので帰路に寄ってみた。建物前には50台収容する駐車場。 入ってすぐは、子供たちが遊べるコーナー。 入館無料な上に「みんなで学ぼう いわきの歴史」という冊子を…

「内藤礼 明るい地上には あなたの姿が見える」展 @水戸芸術館

内藤礼(1961~)の個展を見に、水戸へ行った。 水戸芸術館(磯崎新設計)のタワーは水戸のランドマークの地位を確立している。 3年前に登ったときの眺めはこちら。 昨年は藤森照信展を見にきた。 今回は現代美術家・彫刻家の内藤礼の”過去最大規模の個展”と…

「日本文化の淵源を求めて 考古学陳列室から國學院大學博物館まで」展 @國學院大學博物館

9月9日で終了した展覧会だが、会期終了間際に訪ねた。 企画展では、先人の汗と努力の結晶のような資料や写真を目にすることができた。博物館に寄贈されたお宝の数々も写真撮影可で展示されていた。 奈良県桜井市のホケノ山古墳出土と伝えれる「画文帯同向式…

「東京文化財ウィーク2018」通常非公開の建物見学のおすすめ

2018年の東京文化財ウィークは、特別公開事業が10/27~11/4、文化財関連企画事業が10/1~11/30で実施される。 通常非公開の建物に入れたり仏像や古文書が見られたりする貴重な機会で、今年の特別公開リストは65件。 都内の公立博物館や郷土資料館でパンフレ…