墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

常設展、企画展

「タイ 仏の国の輝き」展 @東京国立博物館・上野

2017年、日タイ修好130周年を記念する展覧会が今週末(8/27)まで開催中。 タイでは今でも国民の95%が仏教を信仰し、その歴史にも仏教文化が深く関わっている。本展ではタイ族前史の古代国家からスコータイ朝、アユタヤー朝、ラタナコーシン朝(現王朝)に…

「そこまでやるか 壮大なプロジェクト」展 @21_21 DESIGN SIGHT・六本木

六本木の東京ミッドタウンにある「21_21 DESIGN SIGHT」で開催中の展覧会を見に行った。 「そこまでやるか 壮大なプロジェクト」展 8組のアーチストの作品や製作過程が展示されている。 ジョルジュ・ルースによる「トウキョウ 2017」 館内の一隅に組まれた木…

松本民芸館 長野県松本市里山辺

前回のつづき。 針塚古墳から松本民芸館までは車で7,8分(徒歩は20分)の距離だった。 長屋門の前にも若干車が停められるスペースがある。 入館料一般300円。9時~17時の開館で16時半まで入場できる。 この時点で16時20分でぎりぎりのタイミングだった。 松…

松本市立考古博物館 長野県松本市中山

前回のつづき。 松本市立考古博物館は中山霊園を出てすぐのところにある。 入場料は一般200円。 3月~11月は月曜休館だが、12月~2月は土・日・祝日以外が休館となる(年末年始は休館) 公式サイトの利用案内にJR松本駅前バスターミナルから中山線「中山霊園…

朝霞市博物館 埼玉県朝霞市岡

前々回のつづき。 東所沢駅から次の目的地、木曽呂の富士塚がある最寄り駅・東浦和駅を目指すが、北朝霞駅で途中下車して朝霞市博物館へ立ち寄った。 以前に柊塚古墳を訪ねた際に近くまで来ながら行きそびれていた。 massneko.hatenablog.com 博物館には柊塚…

清瀬市郷土博物館 東京都清瀬市上清戸

前々々々回のつづき。 中野坂上駅から大江戸線を使って練馬駅で降り、西武新宿線に乗り換えて清瀬駅へ向かった。 目指す「中里の富士塚」の近くに清瀬市郷土博物館があったので立ち寄った。 駅の外に出ると1番のバスが停まっていて、乗るとすぐに発車。2つ目…

「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展 @東京国立近代美術館

竹橋の近美で開催中の、戦後日本の住宅建築展を見に行った。 チラシによれば、企画元は東京だが2016年にローマのMAXXI(マキシ)国立21世紀美術館、2017年3月にロンドンのバービカン・センターを巡回し好評を博している。 人気の理由はそもそも日本の建築が…

熊谷守一美術館 東京都豊島区千早

先日、豊島長崎の富士塚を訪ねた際に近くにあった美術館を訪ねた。 有楽町線の千川駅と要町駅との間くらい、住宅街の中にある「熊谷守一美術館」 かつての画家の住まい・アトリエの跡地に1985年に美術館が建てられた(2007年に豊島区立となっている) 熊谷守…

ジャコメッティ展 @国立新美術館(開館10周年記念展)

先月になってしまったが、国立新美術館で開催中のジャコメッティ展へ、始まった直後に行った。 アルベルト・ジャコメッティ(1901~1966)はスイス(のイタリア語圏)に生まれ、フランスで活躍した彫刻家。若い時期は同時代のキュビスムやシュルレアリスムの…

「奈良美智がつくる茂田井武展 夢の旅人」@ちひろ美術館・東京 東京都練馬区下石神井

公益財団法人いわさきちひろ記念事業団が運営する「ちひろ美術館」は、西武新宿線上井草駅から徒歩8分ほどの閑静な住宅街にある。 1977年に開館した建物の設計は海の博物館(鳥羽市)や牧野富太郎記念館(高知市)を手掛けた内藤廣(1950~) 複数の展示室が…

遠藤利克展 ー聖性の考古学ー @埼玉県立近代美術館

”現代の日本を代表する彫刻家”である遠藤利克(1950〜)の個展は、関東では25年ぶりとのこと。 自分は以前、越後妻有トリエンナーレで2つの対照的な作品を見て強い印象を受けた。 水を閉じ込めた作品は松之山の「森の学校キョロロ」で。 massneko.hatenablog…

没後40年 幻の画家「不染鉄」展 @東京ステーションギャラリー

たまたま手に取った案内チラシにあった「山海図絵」(大正14年・木下美術館蔵)に惹かれ、久々に東京駅の美術館へ。 不染鉄(ふせん てつ:1891~1976)は、小石川の光円寺の住職・不染信翁の子として生まれたが日本画を学び、学校(現・京都市立芸術大学)…

「生誕140年 吉田博展」 @東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 西新宿

まだ行っていない展覧会ですが、昨年に千葉市美術館で同展を見て素晴らしかったので。 明治から昭和にかけて、風景画の第一人者として活躍した吉田博(1876~1950)の回顧展が新宿で開催されています。 木版という手法で表現された、高山や海辺において光と…

旧白州邸 武相荘(ぶあいそう) 東京都町田市能ヶ谷

前回のつづき。 この日の最後に訪ねたところは、白州次郎・正子夫妻が昭和17年から暮した武相荘(ぶあいそう) 公共交通機関では、小田急線鶴川駅から鶴川街道を北に徒歩15分。 https://buaiso.com/access_guide/access.html 緑の豊かな敷地。 入口門前から…

町田市立国際版画美術館「戦争 版に刻む記憶」展 東京都町田市原町田

前回のつづき。 三輪地区の3ヶ所の横穴墓群を見た後、市立の国際版画美術館へ行ってみた。 1987年に版画専門の美術館として開館し、収蔵作品はヨーロッパ中世から現代まで、27,000点以上に及ぶそう。 町田駅から徒歩15分ほど、芹ヶ谷公園の南端にある。駐車…

静嘉堂文庫「~かおりを飾る~珠玉の香合・香炉」展 東京都世田谷区岡本

6月18日の午後、香合(こうごう)・香炉(こうろ)をテーマとした珍しい企画展を静嘉堂文庫へ見に行った。 正門は緑の濃い崖線下にある。 小川にかかる橋を渡り、ゆるやかな上り坂を進む。 坂の上の開けたところに美術館と文庫の建物が並んでいた。 こちらは…

ムットーニ・パラダイス展 @世田谷文学館・芦花公園

日曜美術館のアートシーンで紹介されていた、自動からくり人形作家・ムットーニ(本名:武藤政彦 1956~)の作品展を見に行きました。 京王線の芦花公園駅から南に徒歩5分ほど。 入場料一般800円。ぐるっとパスでは2割引。 絵画や人形パーツの展示もあります…

建築倉庫ミュージアム @天王洲アイル 東京都品川区東品川・寺田倉庫本社ビル

昨年春に開館した建築模型に特化した展示施設「建築倉庫ミュージアム」へ行ってみた。 りんかい線(又は東京モノレール)天王洲アイル駅から徒歩5分、寺田倉庫本社の一階にある。通りに面した本社受付ではなく、横から後ろへ回ったところに入口があった。 こ…

発掘された日本列島2017 @江戸東京博物館・両国

6月3日から開催中の「発掘された日本列島2017」へ行ってみた。 例年通り、江戸東京博物館の常設展の一画にコーナーが設けられている。 今年も全国各地からの、さまざまな時代の遺跡・遺物が展示されていた。 特集展示のひとつは水中遺跡。 日本の遺跡の数は4…

稲毛民間航空記念館 千葉市美浜区高浜

前回のつづき。 現在、稲毛浅間神社前から海岸線までは2.7km。その間は住宅団地になっているが、海岸沿いは稲毛海浜公園となっていて、公園内には稲毛民間航空記念館がある。 9時~17時、月曜休館。入館無料。 稲毛海岸の干潟に、明治45年から大正6年まで日…

千葉市ゆかりの家・いなげ(愛新覚羅溥傑仮寓) 千葉県千葉市稲毛区稲毛

前回のつづき。 稲毛浅間神社がある傾斜面の東端に、愛新覚羅溥傑とその妻の嵯峨浩が新婚時代の半年を過ごした家、「千葉市ゆかりの家・いなげ」があった。 千葉街道側からは参道の左脇、京成稲毛からは稲毛浅間神社の臨時駐車場の先を左に入る。 トタンの壁…

東京人7月号と、”ドボ博”

坂茂展を見にTOTOギャラリー・間へ行った際、2階の書店で雑誌を購入した。 「東京人7月号」の特集は「土木地形散歩 心躍るドボ景Best10」 江戸期からの歴史を受け継ぐ「ドボ景」が、詳しい地図や資料とともに、東京スリバチ学会の皆川典久氏、法政大学教授の…

坂茂:PROJECTS IN PROGRESS展 @TOTOギャラリー・間

現代日本を代表する建築家の一人、坂茂 - Wikipedia(ばん しげる)氏の個展を乃木坂へ見に行った。 現在世界各地で進行中の最新プロジェクトのプロセスを通して、坂氏の設計思想と取り組みが紹介される。 チラシに書かれた坂氏の言葉によると、建物現物や印…

ソール・ライター展 @Bunkamura 渋谷

土曜日の渋谷へ、写真家・ソール・ライター(Saul Leiter:1923~2013)の回顧展を見に行った。 たまたま見かけたチラシの写真に惹かれて。写真家の名は今回初めて知った。 200点ほど展示される作品の多くは、1960年代のニューヨークを写したもの。 最初はモ…

「創建1250年記念 奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝」@三井記念美術館

日本橋(駅は三越前)の三井記念美術館で開催中の西大寺展を見に行きました。 鎌倉中期に西大寺を再興した真言律宗の高僧・叡尊(えいそん:興正菩薩)に関連する名品展で鎌倉時代の仏像仏具などが中心となりますが、奈良時代後期にまで遡る西大寺の創建1250…

茨城県立歴史館(茨城県立水戸農業高等学校旧本館・旧水海道小学校本館) 茨城県水戸市緑町

前回のつづき。 水戸芸術館で藤森照信展を見た帰路、茨城県立歴史館へ立ち寄った。 茨城県の歴史について「公共博物館と文書館の機能を合わせ持つ施設」として、旧茨城県立水戸農業高等学校跡の敷地に1974年に開館した博物館。常設展は一般150円、駐車場無料…

ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 @東京都美術館(& 東京藝大)

ピーテル・ブリューゲル(1世)が描いた2枚のバベルの塔のうち、後の方の1568年に描かれた作品が展示の目玉。 幅75cm×天地60cmの小さな画面に、雲の上まで聳える塔が圧倒的なスケールで描かれている。 会場は撮影不可だが、最後の通路に記念撮影用拡大パネル…

藤森照信展 自然を生かした建築と路上監察 @水戸芸術館 現代美術ギャラリー

5月14日の最終日に建築史家・建築家(そして路上観察者であり、江戸東京博物館の現館長)藤森照信の展覧会へ行った。 一般800円。図録は売り切れだったが再発行が行われるようだ(今後公式サイトに案内が出るとのこと) 展示室内は撮影可となっていた。 入っ…

いちはらアート×ミックス2017 旧里見小学校 IAAES 千葉県市原市徳氏

前回のつづき。 市原湖畔美術館でカールステン・ニコライの展示を見た後、開催中の”いちはらアート×ミックス”の会場のひとつ、旧里見小学校(IAAES)へ向かった。 今回はパスポート券ではなく、個別鑑賞券で一般800円。 3年前に訪れた時には凍っていた校長室…

「カールステン・ニコライ:パララックス」展 @市原湖畔美術館 千葉県市原市不入

こちらのnot simpleさんのエントリで俄然興味を持ち、市原湖畔美術館へ行ってきました。 ottiee.hatenablog.com 「いちはらアートミックス」と同時開催の企画展で、5/14まで。 入場料は一般1000円。 カールステン・ニコライ(1965~)は、ドイツのカールマル…