墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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折越十日塚古墳 茨城県かすみがうら市坂

前回の坂稲荷山古墳から600mほど南西へ。この五差路から左の細道へ歩いて行った。

 

廃屋の脇を進む。

 

グーグルマップのポイントの近くをきょろきょろしていたら遠目に説明板が見えた。

ご近所の犬がよく吠えていたが、つながれているようだったので歩を進めた。

 

草むらの中、高い位置に立っていた。

市指定文化財 折越十日塚(おっこしとおかづか)古墳 一基
所在地 かすみがうら市坂字折越3518外
指定 昭和49年3月22日
前方後円墳 全長約60m、前方部高さ約4.8m・幅約30.5m、後円部高さ約6.4m・径約35m
折越の台地の端にあって、前方部を南西に向ける前方後円墳で、全体が樹木・竹林でおおわれ、墳形がよく保存されています。市内における代表的古墳のひとつで、後円部に巨大な石材の横穴式石室が確認されています。7世紀初頭に築いたものと推定されています。
かすみがうら市教育委員会

 

看板の脇、草むらの中に道が見えたような気がしたので上がってみた。

 

鞍部と思われるところに昔の看板が落ちていた。

 

後円部上に上がって見たが草むらの状況。

 

後円部上から前方部方向。

 

草をかき分けて前方部上へ。

 

小祠があったので手を合わせた。

 

前方部の先の状況。

 

前方部上から後円部方向。

 

看板のところから降りて、目の前(北西側)の畑を。

 

坂稲荷山古墳 茨城県かすみがうら市坂

坂(さか)稲荷山古墳は太子古墳から3km南、かすみがうらゴルフクラブの南に隣接する森にあった。

 

グーグルマップによって、カラオケ屋さんの北側へと導かれ。

 

木々の中へ目を凝らすと地面の高まりが。

 

ここも60m級の前方後円墳だった。

 

墳丘へ上がらせていただいた。

 

まずは後円部墳頂へ。

 

前方部墳頂から後円部方向。

 

前方部から先を見ると、先端に向かって左側の裾に鳥居があった。

 

鳥居から見上げる前方部。

 

鳥居の脇には説明板も。

市指定文化財 坂稲荷山古墳 一基
所在地 かずみがうら市坂字香取(かんどり)4014ノ1外
指定 昭和49年3月22日
前方後円墳 全長約60m、前方部高さ約6.4m・幅約39m、後円部高さ約8m・径約27.8m
坂東集落の北西の台地上にある前方後円墳で、南西に向ける前方部に稲荷社が祀られています。墳丘は比較的高く、周濠もよく保存されています。前方部濠を隔てて、小円墳のものが十基並んでいます。6世紀後半に築いたものと推定されています。
かすみがうら市教育委員会

 

左が前方部。右奥へ後円部。

 

鳥居から右へ向かう小径を進んで振り返って。

 

10基あるという小円墳を探そうとしたが一基も見つけられなかった。

 

正面が坂稲荷山古墳後円部で左に前方部、樹林で墳丘は見えないが。

 

後円部を先端側から。

 

地面の様子。この平地はトウモロコシ畑であった。入り込んでしまい失礼しました。